杉並区馬橋の歴史


馬橋の歴史と地名 大正から昭和へ

馬橋稲荷の宮神輿

 大正11年に上野で東京平和博覧会が行われました。この博覧会を見物にいった馬橋の住人が出品されていた見事な神輿を見つけ、村で相談をして、当時の4千円(500円で家一件買えた)という大金を募金し購入しました。神輿作りの技術は大正時代が最も高いと云われ、さらに神輿作りの名人と呼ばれた、秋山三五郎の作であったため、思い切って購入したのでしょう。


同年にメートル法が施行されたことを考慮して寸法がメートルでできている珍しい神輿です。