五月
※平成27年5月の行事予定です。
5月 5日 | 10時 | 端午節句祭 (たんごのせっくさい) |
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六月
※平成27年6月の行事予定です。
6月19日 | 10時 | 玉之浦海岸禊行(旧・釣ヶ崎海岸禊行) 平成28年ポスター |
伝説には玉前神社ご祭神の玉依姫命は神代の昔、玉之浦(現在の釣ヶ崎海岸)に波に乗って漂着したとあり、現在でもこの地は秋になると玉依姫命に関係のある神々が、一同に会する十二社祭の斎場として信仰されております。また、近年この海岸はサーフィンの世界大会が開催されるなど、サーファーにとっても神聖な場所となりました。この祭神が波に乗る姿はまさに現代のサーフィンに通じるものがあるのではないでしょうか。 古代より日本人は何か悪いことがあると水を浴びる風習があり(神話にもイザナギ命が黄泉の国から戻られるときに川原で水を浴びたとあります)特に6月30日にお祓いをすることは平安時代から行われ、歌にも「水無月の夏越の祓いをする人は千歳の命延ぶというなり」(拾遺集・詠み人知らず)とあります。禊も祓いの一つで白ふんどし姿で水をかぶってけがれを取り除く行事です。この神気漲る神話の地、釣ヶ崎海岸の禊によって、不景気の悪い気や各々に知らずについた災いをお祓いしましょう。 |
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6月30日 | 15時 | 夏越の大祓式 茅の輪くぐり 平成28年ポスター |
境内に日本最大級直径3メートルもの大きな茅の輪を作り、その輪を通ることによって罪穢れを除き心身の清浄を祈ります。 茅の輪の起源については、「神代の昔、武塔神(素盞鳴尊)が南海の方へお出でになる途中、或る所でお泊まりになろうとして、土民の蘇民将来、巨旦将来という兄弟に宿を求められた。その時、弟の巨旦将来は、裕福な身であったにも拘わらず、宿を拒んだのに対し、兄の蘇民将来は貧しい身であったが、尊をお泊めし、粟柄で座を設け、粟飯を饗して御接遇申し上げた。その後、年を経て尊は再び蘇民将来の家を訪れ、"若し天下に悪疫が流行した際には、ちがやを以て輪を作り、これを腰に著けてをれば免れるであろう。"と教え給ふた」とあります。 日常生活の中で知らず知らずに犯している罪・けがれを祓い清め 新たな気持ちで明るく正しい生活に立ち戻る為の伝統行事です。 |