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神道のことば
榊(さかき) |
榊は文字の通り、神さまの木、あるいは神様にお供えするための木です。しかし直接榊が神さまに関係しているわけではなく、神さまの住む場所と人間世界との「境」を示すための木、すなわち「境の木」が転じて「さかき」の読みの語源となったとも言われています。 |
玉串(たまぐし) |
榊に神垂(かみしで)をつけたもので、神さまに捧げるためのお供えもののひとつです。玉串を捧げることで神さまとのつながりを確認します。神垂は神さまの衣、榊は神さまの繁栄を表しています。 |
鳥居(とりい) |
神社の入り口に立つ鳥居は、神さまの住む聖域へ入るための入り口です。昔、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸へお隠れになったときに、神々がニワトリを鳴かせたとまり木から「鳥居」の考えが生まれたようです。 |
狛犬(こまいぬ) |
2匹で1対の狛犬は神域を守るものですが、犬ではなく獅子の像です。高麗(こうらい)から獅子を守り神として据える風習が伝わったときに、「高麗の犬」が転じて「狛犬」と言われるようになりました。 |
注連縄(しめなわ) |
神垂(かみしで)をつけ、藁を結った注連縄は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸から出たあとに、再びお隠れにならないように、他の神々が岩戸を締めたものです。 |